Pulse2023で一つ繰り返し言われてた単語が「Value」でした。
市場が厳しい中で、顧客は製品から得られる価値(特にビジネス価値)を求めるようになってきているので、それに製品提供側も応えていく必要があります。
でも「ビジネスバリューの実証」ってめちゃくちゃ難しいですよね😖
COVEO社ではどのようにビジネスバリューの実証に向けて活動しているか、素敵なセッションがあったのでご紹介させてください。
タイトル:Business Value - Your Gateway to Customer Retention!
企業名:COVEO
セッションURL
何故ビジネスバリューが大事なの?
- 市場が厳しい中、リテンションにおいて「ビジネスバリュー(ビジネス価値)」の実証が非常に重要になっている。
- 更新の交渉の中にCFOが登場することが増えてきた。
- 同様の機能を提供しているソリューションが複数存在している際には、より「ビジネス価値」を提供しているソリューションが継続される
どうやってビジネスバリューって提供するの?
- リテンションの会話をするにあたり、ビジネスバリューの会話を進めるためのFrameworkの作成が必要
- 最初はスモールスタートで始める:
- ①ビジネスバリュー提供に向けて現時点で何が用意されているか?を整理
- ②顧客セグメントなどを絞った形でフレームワーク化をして、パイロット顧客で検証
- ③実際に運用化
ビジネスバリューのフレームワーク作り。COVEO社の場合:
- ビジネスバリューリアライゼーションを実現するための4つのステップを紹介:
- Step1 : ビジネスバリューのマッピングエクササイズ
- ソリューションが提供するゴール
- ゴールを達成するための機能の洗い出し
- 追うべきKPIの明確化
- Step2:ビジネスバリューストーリーを明確に
- 他部門(営業、マーケティングなど)とのメッセージがアラインされているか確認
- Step3:CSメンバーへのエネーブルメントやガイド
- ビジネスバリューの会話は新たなチャレンジになるので、CSメンバーへの教育を実施する
- テンプレートの提供など
- Step4:進捗と結果のトラックと計測
- Gainsightを活用したトラッキング(Playbook、CTAなどの作成)
- Step1 : ビジネスバリューのマッピングエクササイズ
製品が提供できるゴールは様々。全部のセグメントに対して全てのゴールを考えると大変なので、セッションの中でも最初から完璧を求めずに、ターゲットを決めてスモールスタートで始めることをお勧めしていました。また、セッションの中で実際に提供しているビジネスバリューのサンプルもご紹介していたので、興味のある方はぜひ見てみてください!
