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カスタムオブジェクトを作る


Hideta Mitsuhashi

Gainsightの強力な特徴の一つが、CS活動に必要なあらゆる情報を一元管理できることです。

 

顧客情報や契約情報だけでなく、利用データ、サポートへの問い合わせ情報、コミュニケーション履歴、指標情報、トレーニング受講データ、コミュニティ内での活動状況、等々。

 

一元管理して見られるだけでなく、ヘルススコアに反映させたり、自動CTAを発行してアクションに繋げたり、データを埋め込んだメールを配信したりと、幅広い活用も可能ですね。

 

これらのデータを保存する場所、それがカスタムオブジェクトです。


 

この記事では、そんな便利なカスタムオブジェクトの作り方を解説します。


 

2種類のタイプのどちらを作るか選ぶ

Gainsightでは、データの操作性を重視したLow Volumeというタイプのデータと、製品利用データなどとにかく大容量のデータを入れるためのHigh Volumeというタイプのデータを組み合わせて使うことができます。

カスタムオブジェクトを作る前に、どちらのタイプを使うか決める必要があります。

それぞれメリットデメリットがあるので、作ろうとしているカスタムオブジェクトのユースケースに照らし合わせてどちらが良いか判断をしましょう。

 

 

Low Volume

High Volume

作成可能なオブジェクト数の上限

100

なし

作成可能な項目数の上限

100

なし

作成可能なレコード数の上限

1,000,000

なし

API経由のアクセス

不可

画面(C360/R360)上でのレコードの編集

不可

 

「データ管理」で新規にオブジェクトを作成する

Low Volumeと、High Volume、どちらを採用するか決まったら早速作りましょう。

管理メニューの「データ管理」を開きます。

右上の「オブジェクトを作成」ボタンから作成します。

 

①オブジェクト情報画面

オブジェクト名等を決めます。表示名は後でも変えられますが、オブジェクト名(英数字のみ)は変えられませんのでご注意ください。APIでアクセスする場合に使いやすい名前にしておくことをお勧めします。

タイプ(高容量(High Volume)、低容量(Low Volume))を選択肢し、「次へ」。

 

②フィールド画面

オブジェクトに含めるフィールドを作成します。

 

TIPS! 最初(保存前)だけ、CSVを使ってフィールドの一括作成ができます。実際のデータが入った状態のCSVを読み込むことで、データのタイプも自動判断してくれます。フィールド数が多い時などは便利です。

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自動的に割り当てられたデータのタイプを確認し、フィールド名(英数字)を必要に応じて修正しましょう。APIでアクセスする際に判別しやすいフィールド名にすることを推奨します。

 

個別にフィールドを追加する場合は、左側のデータタイプから当てはまるものをドラッグ’&ドロップで右側に持っていくと新規のフィールドが作れます。


 

親オブジェクトと紐付ける(Lookup)

必要なフィールドを作ったら、親オブジェクト(カンパニー、リレーションシップ等)に紐付けを行います。

紐付け(Lookup)により、以下のようなメリットがあります。

  • C360/R360でタブを作って一覧やグラフ化したレポートを見ることができる
  • レポート・ダッシュボードでの表示の仕方の幅が広がる
  • ルールエンジンやヘルススコアなど様々な設定や活用の柔軟性が高まる

 

Lookupの仕組み

Gainsightの全てのオブジェクトはGSIDというフィールドをプライマリーキーにしています。

カスタムオブジェクトからのLookupはGSIDを使って行います。

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Lookupフィールドの設定

以下の手順で行います(カンパニーに紐づける場合)。

①データタイプ「GSID」のフィールドを作成

 フィールド表示名・フィールド名はCompanyIDなど親と紐づけるためのフィールドであることがわかりやすいものを推奨します。

②高度なオプション

 フィールドの設定エリア内にある「高度なオプションを表示」をクリックし、オプションを開きます。

・マップ先:CompanyID

・オブジェクト:カンパニー

・フィールド:GSID

・削除時:なし


 

これで保存をすればカスタムオブジェクトの完成です!






 

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