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製品Tips : オブジェクト内の二つの日付の期間を取りたい場合

  • July 5, 2023
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mnishimi
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Gainsightのオブジェクト内に「契約開始日」というフィールドがあった時、「今日までの契約期間をC360上に表示したい!」や「契約期間がX年以上の顧客を抽出して特定の条件でアクション」したい」などやりたいと思います。

 

その場合、「契約開始日」から「今日」までの期間を、Gainsight内の関数を使って作る方法があります。要件によって、まずはシンプルな2つのやり方がありますのでそれをご紹介します。

  1. オブジェクト内にカスタムフィールドを作る
    (汎用的なフィールドとして使いたい時。オブジェクトを編集してもOKな時)
  2. レポート内で数式フィールドを作る
    (オブジェクトを触りたくない時。レポートのみ表示できればOKな時)

この例では、[会社]オブジェクトの[元の契約日]フィールドに、契約開始日が入っているものとして作り方を見ていきます。出力は、1年6ヶ月だったら1.5年のように数字がそれぞれのやり方をご紹介します。

  1. オブジェクト内にカスタムフィールドを作る
    1. [Company]オブジェクトを編集しカスタムフィールドを1つ追加します。取得したいのは数字なので、データ型は[Number]を使います。フィールド名を入力したら、[詳細オプションの表示]を開き、さらに[作成]式]をクリックします。
    2. [数式の作成]をクリックして以下の数式を入れていきます。 合計の月数を出してから12で割ると、XX年のようになります。入力したら[適用]を押します。
      gsdateDiff( Original Contract Date , gstoday( ) , 'MONTH' ) / 12
    3. フィールドの追加はこれで終了なので、あとはこのフィールドを[C360]のサマリーレイアウトのフィールドウィジェットとして追加すれば、表示できるようになりました。

      レポートやスコアカード、CTAの条件などでも、このフィールドをそのまま他のフィールドと同じように利用できます。
  1. レポート内で数式フィールドを作る
    1. [レポート]から[レポートの作成]を押して新しいレポートを作成します。[会社]オブジェクトを選択し、[数式フィールドの追加]をクリックします。
    2. [ラベル]にこのフィールドの名前を入れます。[データ型]から[番号]を選んでから、以下の数式を入力します
      Date Difference(Company [Original Contract Date],Today(),MONTH)/12
    3. [Show Me]に今作成したフィールドと、会社名などのフィールドを追加してレポートを実行します。

       

今回は、契約期間から今日までの月数を、年でXX年のように表現しましたが、開始日と終了日、期間をどう取得したいか、何に利用したファームウェア合わせてカスタムしてご利用ください!