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C360には、属性情報、ヘルススコア、タイムライン、サクセスプラン、コックピット、担当者情報などの標準タブがあり、CSMにとって見やすい形で情報にアクセスできます。

 

でも、さらに個別で把握したい情報ってありますよね。

 

お客様のログイン状況、特定の機能の利用推移、問い合わせ履歴、等々。

 

これらの情報はカスタムオブジェクトにて管理ができます。


 

そして、カスタムオブジェクトで管理する情報をC360に見たい形で見るための便利な機能がレポートタブです。

 

例えば、ログインや機能の利用状況の推移

WQ6hKet69ZSXl7WbhAEEDU0UZwC2qe3Q5G-iuDYvxDzRC-Eg8NhIFT4jTNaI5o00FhixKEw_xlK8lmNl4itIHbD96jDXgFdl35Q1accG9HsDqCMbIuYpMKeSrVRfiu-w5Euv8KYXR4Xn_z8NO26yDuw

問い合わせ履歴

アンケート結果



 

この記事ではそんな便利なレポートタブの作り方を解説します。

 

1. カスタムオブジェクトの作成

まずはデータの入れ物であるカスタムオブジェクトを作成します。

カンパニーとの紐付け(Lookup)が必要ですので忘れずに実施しましょう。

作成の仕方は以下をご参照ください。

2. データのロード

カスタムオブジェクトを作成したら、データを投入します。

方法は、「データ管理」から手動入力、CSVアップロード、SFDCなどのCRMからコネクタで連携、CSVファイルをS3経由でロード、などありますが、ここでは割愛します。

 

3. レポートの作成

データも揃ったら、C360上で見たい形のレポートを作成します。

  • カンパニーでのフィルタ
    C360では、そのカンパニーに関するデータのみ表示させたいですが、ここではフィルタ設定をする必要はありません。後のステップでC360の設定の中で設定します。
  • C360のレポートタブ上でレコードの追加や編集をしたい場合(表形式レポートのみ)
    レポートを新規保存する際に、以下のようなダイアログが表示されます。
    uKlGpH4WziTvBz26u1yTUDtsN6DTdzVtnZ3xGomlyQR6D7SLFAQP8n2NZR_hJcaC3GZEu7o753d_7H0D8ixKbKUh3XIPuN1VJ88CqFTnW1_2O47_TM1TbSZYICBBGg0CVgUE3MbmyxRbEwl7HkxO3mM

    ここで「新しいレコードの追加を許可する」にチェックをしておくと、C360のタブの中でレコードの追加や編集が可能になります。
    新規保存の時にチェックするのを忘れたよ、という場合でも大丈夫です👍、こちらの3点メニューから「Allow New Record Addition」をオンにできます。5dLFDHT5mDWeFo9vQdX1PlTpEstcr4dQqa0plnwF9vcb3DKackcDGiHaTZyvl2YYLzj0kA2DDJTNfOjHHtY0cnrZS3I-UeCEHBB8vSkPkdHKdPzwLk1qFy79kAQoHOfPOqaj7ORf2U1wjPhabt_9VNk


 

4. C360の設定

最後に、作成したレポートをC360に設定します。

C360のレイアウト設定画面を開き、「レポート」をドラッグ&ドロップで右側へ追加します。
08B1FDW4gB0dKhyt9SGr3VgPooJ7Qr7MjbLpiU2LzRmQrEREa2UYptjXuNho0RoB2lOWMri6FLmghSnEt3sq99hu7lliXUsvrl9eB3AHsptiV-RDtCMxUIdW4bsMPaKIqIYaRc9DGdwE8skFusnpta4

追加されたレポートセクションの歯車をクリックして設定画面を開きます。

設定画面の左側に、使用できるレポートのリストがあるので、ドラッグ&ドロップで右側へ配置しましょう。

レポートの上にレポートを配置すると、グルーピングも可能です。

W2XA3laySStBbWz9Y74zsJpL0VXLxyrrcP-APXapfMgLzsiTDS0iR-jfNWH__ZC-XKicGtWJFAv1h7LbfsJlT40V2HX12FS9Nr71p4YgZJlcvXdA9b2zChLyVH3vtE_05thSAlVDNEsNoIkYfLabtk4

仕上げに、カンパニーのフィルタ設定を行います。

右側のプルダウンが、フィルタ項目になります。

カンパニーのGSIDでフィルタリングしたいので、そのオブジェクトのGSIDではなく、ひもづく(見上げる)カンパニーのGSIDを選択します。

u_GuSrrEV4QfUPG-vqzRKgsN0K7bWNMWQnvgAjIZTNJ4VwZpNwN5g_DJPbGLuXJFy0ROyVgVzLzW6yI6VAxtzp6q5eRzclB2jusI16y82Kjfx9BIHiFxqZFewBXoFfE12pB5H255ImAa7k57cV_VRdU


 

以上、C360でレポートを表示させるステップを解説しました。

一つのタブに複数のレポートを配置できるので、どういう組み合わせでタブを作るかも工夫したいですね。



 

*2024年2月にリリースされたレポートのインライン編集機能を使うと、C360の中でダイレクトに編集できるので便利です。こちらも併せて試してみてください。

 

 

 

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