エグゼクティブダッシュボードは、全体に対するAsk Staircaseができたり、各種レポートやインサイトカードなどで全体の状況やエンゲージメントの状況の把握ができる場所です。
一方で、欲しい情報を効率よく得られるかは、使い方が大きく影響します。
この記事では、エグゼクティブダッシュボードを効果的に使うために知っておくべきベストプラクティスを紹介します。
エグゼクティブダッシュボードにおけるAsk Staircase
🙆効果的に回答が得られる質問
- [製品/機能]について、みなさんはどういう発言をしてますか。どう評価をしていますか。
- リスクのある重要顧客は今月どのような発言をしていますか。
- [競合/連携/課題] について議論している顧客を教えてください
☝️重要ポイント:質問する前に、フィルタで対象を絞りましょう。
フィルタ例:Tier、ヘルススコア、ライフサイクルイベント、インサイト、等々

フィルタをセットした上で、以下のように質問しましょう。
どのようなリスクが上がってきてますか?
🙅効果的な回答が得られにくい聞き方:表形式の情報や、属性など、構造化されたデータを扱うことが苦手です。
- Xについてコメントしているお客様は何社いますか。
→ カウントすることが苦手です。
- Yに関する問題を抱えているお客様を担当しているのは誰ですか。
- (aがbの)お客様を教えてください。
→ 属性情報にアクセスすることができません。
これらの情報は、GainsightのAI(Copilot)や、レポートを活用しましょう。
インサイトカード
ユーザーの役割に応じてインサイトカードを個別化したダッシュボードを作りましょう。
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| CSM | マイアカウント+アクションを取るべきインサイト(解約リスク、ステークホルダの変更) |
| マネージャー | ポートフォリオの例外、チームの効率アラート、見えにういリスク |
| エグゼクティブ | リスクのある戦略アカウント、エクスパンションの機会 |
☝️重要ポイント
各カードのフィルタを調整して、必要なシグナルのみが表示されるようにしましょう。
適切なティア+適切なインサイト+適切なヘルススコア=アクション可能なダッシュボード
ユーザーに聞いてみよう:「このダッシュボードは今日何をすべきかの判断に役立ちますか」