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Staircase | Salesforce連携

  • August 13, 2025
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Wataru Yamamoto

Salesforce連携

SalesforceとStaircaseを連携すると、Salesforceの商談・サポートケース・連絡履歴が自動でStaircaseに取り込まれ、AIが顧客の感情やリスクを解析します。
これにより、解約兆候やアップセル機会を早期に特定し、Salesforce内やSlack通知でチーム全員が即座に対応できる体制を構築できます。

 

概要
Staircase AIはSalesforceと連携して顧客データを取り込み、アクティブ顧客情報を常に最新状態に保ちます。また、エンゲージメント、感情スコア、その他の計算指標をSFDCに返すことも可能(任意だが推奨)。

 

Step 1:接続設定

  1. Staircase AIにログインし、左サイドバーの歯車アイコンから Integrations を選択。

  2. Salesforceカードを選び、SFDCサブドメインを入力後 Connect をクリック。
     ※実行にはStaircase AIとSFDCの両方の管理者権限が必要。

 

Step 2:同期対象の顧客設定

  • SFDCから取り込む顧客アカウントを選択し、それぞれを Active / Prospect / Churned に分類。

  • 「Active customer field」ドロップダウンから、顧客状態を示すSFDC項目(例:Account Status)を選択。

  • 「Active values」「Churn values」に該当する値を選び、取り込み対象を制御。

  • 例:Tier 1とTier 2のみ取り込みたい場合、それらをActive valuesに追加し、それ以外のティアは未選択にする。

  • 条件に合わないアカウントは同期されない。

  • 条件となる既存項目(status / tier / journey phaseなど)がない場合は、単一選択型(Y/N)の「Staircase AI Sync」フィールドを新規作成可能。

  • Churnedデータを取り込むと、解約予測や原因分析モデルの活用が可能になり、早期リスク検知が可能。

 

Step 3:項目マッピング

  • SFDCからStaircase AIへ取り込むフィールド、またはStaircase AIからSFDCへ送信するフィールドを選択・マッピング。

 

Service Cloudチケット同期

  • Salesforce Service Cloudのチケットデータを主要CRMと独立して同期可能。

  • Gainsight CSを主要CRMとして利用しながら、Service Cloudチケット情報もStaircase AIで活用可能。

  • 前提条件:Gainsight CSを主要CRMとして接続済みであること。

同期手順

  1. Settings > Integrations > Salesforce へ移動。

  2. 「Synchronize Salesforce cases as tickets in Staircase AI」にチェック。

  3. (任意)標準コメント同期や、ケース関連メールをチケットコメントに変換するオプションを選択。

  4. Saveをクリック。数時間以内に「Submitted Tickets」に反映。

 

接続解除

  1. Staircase AIにログイン。

  2. 歯車アイコン → Integrations → Salesforceカード → Disconnect をクリック。

  3. 以降、データのやり取りは停止。既存データは保持または削除を選択可能。

 

FAQ

  • 同期頻度:1日に複数回実行。新規追加は即時取り込み、削除は設定間隔(例:1日・2日)で反映。

  • ドメインの取得方法
     - SFDCコンタクトリストで最も多く使用されているドメインを主要ドメインとして取り込み。
     - 副次ドメインは「同ドメインのコンタクトが3件以上存在」「他アカウントと共有していない」場合にのみ追加。