アカウントセキュリティ強化のお願い: SSO連携のご推奨と管理者アカウントの棚卸し
いつもGainsightをご利用いただきありがとうございます。
昨今、SaaSを標的とした情報漏洩やアカウント乗っ取りに関するニュースが増えています。お客様の大切なデータを守る一助として、今一度、以下の3点についてご確認・ご対応をお願いいたします。
1. SSO連携の有効化
SSOは、お客様に取っていただける最も効果的な対策の一つです。SSOにより、次のことが可能になります。
- 個別パスワードの不要化:コミュニティ固有のパスワードがなくなるため、フィッシング・使い回し・漏えいの対象となるパスワードが存在しなくなります。
- 即時のオフボーディング:IdP側でアカウントを無効化した時点で、アクセスも終了します。
- MFAの一元適用:すべての管理者に対し、お客様ご自身のポリシーに基づいてMFAを一元的に適用できます。
- ログイン監査:すべてのログインを一か所で確認できます。
Customer Communities(CC)のSSOはPlatform SSOを通じて提供されます。Platform SSOを有効化すると、管理者向けのネイティブなパスワードログインを無効化でき、パスワードが第二の入口として残らなくなります。コミュニティがまだPlatform SSOをご利用でない場合は、担当のCSMまたは営業担当までご連絡ください。
SSO連携の優先順位(なりすまし発生時の影響度の観点)
| 優先順位 | SSO連携の対象 | なりすまし発生時に悪意を持った人がアクセスできる情報の範囲 | 備考 |
| 1 | Gainsight CS ユーザー | 権限パーミッションやデータ権限の設定に準ずるが、顧客データ、ヘルススコア、商談関連情報など。 |
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| 2 | CC 管理者ユーザー | コミュニティ内のエンドユーザーの情報
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| 3 | Skilljar 管理者ユーザー |
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| 4 | CC エンドユーザー |
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| 5 | Skilljar 受講者ユーザ |
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※上記は保有する情報量・権限の大きさに基づく目安です。実際の優先順位は、お客様のセキュリティポリシーに合わせてご判断ください。
SSO連携のハードルが高い場合
IdPをお持ちでない等でSSOの導入が難しい場合や、時間を要する場合は、以下の実施を推奨します。
- Gainsight CSのGoogle認証によるログイン
Google Workspaceを運用している場合に限定はされますが、比較的簡単に設定でき、パスワード単体での認証と比べてセキュリティを大きく高められます。 - Customer Community:Platform SSO経由のGoogleログインをご利用ください。上記のGoogle認証を設定することで、自動的にCCでも適用されます。
- IP制限によるアクセス制限(Gainsight CS)
指定したIPアドレスからのみログインできるようにIPアドレスの制限が可能です。
設定方法は以下をご参照ください。Customer Communityの場合、IP制限はコミュニティアプリケーション自体に対するもので、設定にはプロフェッショナルサービスまたはサポートチームの支援が必要です。コミュニティ管理者がご自身で変更できる設定メニューはありません。
2. 不要な管理者アカウントの棚卸しと無効化
導入支援・運用支援などの際に、Gainsight社員やパートナー企業のメンバーを管理者ユーザーとして登録されているケースがあるかと思います。これらのアカウントは、お客様側のSSO設定に関わらずログインできる場合があり、ID・パスワードの流出などによるなりすましのリスクとなり得ます。
お願いしたいこと
- 現在登録されている管理者アカウントの一覧をご確認ください
- 支援が終了している担当者、退職・異動された方、利用実態のないアカウントは無効化してください
- 今後は、支援期間のみ権限を付与し、終了後に無効化する運用をおすすめします
3. 追加のセキュリティ対策
あわせて、以下の対応もご実施ください。
- 外部ユーザーおよびAPIアカウントには、必要最小限の権限のみを付与してください(最小権限の原則)
- パスワードおよびMFAのポリシーを見直してください
- 上記の見直しは一度で終わらせず、四半期ごとなど定期的に実施してください
ご不明点・ご相談について
設定手順やSSO連携の進め方についてご不明な点がありましたら、担当のCSM/営業担当までお気軽にご連絡ください。
10月16日(金)12:00 のオフィスアワーにて、セキュリティに関する説明会を開催します。上記の対応手順とSSOの設定方法をご説明します。
今後とも、安全にGainsightをご利用いただけるよう支援に努めてまいります。