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Zoho CRMとAPIで連携する

  • December 8, 2025
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Hideta Mitsuhashi
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Zoho CRMのデータとは、標準コネクタで連携することが可能ですが、連携対象のオブジェクトが限られています。

連携対象以外のオブジェクト(例:商品)との連携はどのようにすれば良いでしょうか。

 

この記事では、Zoho CRMと、コネクタではなくAPIで連携する方法を以下の順番で解説します。

  1. Gainsightでデータを受け取るオブジェクトを作成・特定する
  2. Gainsightでデータを受け取るためのGainsight APIの設定をする
  3. Zohoのワークフロールールを設定する

 

  1. Gainsightでデータを受け取るためのオブジェクトを作成・特定する

Zohoからデータを受け取るためのオブジェクトは、標準オブジェクト(カンパニー、リレーションシップ等)でも、カスタムオブジェクト、どちらでも可能です。

カスタムオブジェクトの場合は、High VolumeタイプだとAPIでの連携はできないので、新規に作る際はLow Volumeで作りましょう。作り方などは割愛します。必要に応じて以下の記事をご参照ください。

 

  1. Gainsight APIの設定をする

ZohoからAPIをコールするための、GainsightのAPIの設定をします。

[管理] - [インテグレーション] - [コネクタ2.0] にて、[接続を作成] ボタンより、Gainsight APIを選択します。

現れる接続を編集の画面で、認証タイプを[ACCESS_KEY]を選び保存します。

 

 

  1. Zohoのワークフローを作成する

Zohoのワークフローは、操作などをトリガーに各種処理を実行する仕組みです。

ここでは、特定のタブ(オブジェクト)のレコードを新規に作成したり編集した時にその情報をリアルタイムにGainsight APIをコールして連携するワークフローを作成します。

Zohoの[設定] - [自動化] - [ワークフロールール] よりワークフロールール画面を開きます。

以下の2つのワークフロールールを作ります。

①レコードが新規作成された時のワークフロー

②レコードが更新された時のワークフロー

 

①まずは新規作成。

[ルールを作成]ボタンより新規作成。

タブを選択し、ルール名を設定します。

 

タイミングは「データの操作」の「作成」を選択、条件も設定します。

 

すぐに実行する処理として、Web通知を選択します。

Web通知の画面で[Web通知を設定] ボタンから新たなWeb通知を作成。

以下のように設定します。

項目
メソッド POST
通知先のURL

https://{YourDomain}.gainsightcloud.com/v1/data/objects/{ObjectName}
{YourDomain}は、貴社のGainsightのURLを確認してください。
{ObjectName}は、連携先のオブジェクト名です。カスタムオブジェクトの場合はxxxx__gcという具合に、「__gc」も忘れずに。

認証の種類 一般
タブのパラメーター なし

 

独自パラメータは以下の二つを設定します。

パラメーター名 パラメーターの値
Content-Type json
Accesskey 上記2ステップで設定したGainsight APIで発行されているACCESS_KEYの値

 

本文は、種類:生データ、形式:JSONとし、中身は以下のようにします。

 

{
"records": [
{
"ZcrmID__gc": "${商品.商品ID}",
"name__gc": "${商品.商品の担当者ID}"
}
]
}

真中の2行がZohoの項目とGainsightの項目をマッピングしている部分になります。

実体に合わせて項目のマッピング部分を変更・追加してください。左側がGainsightのフィールド名、右側がZohoの項目名です。
Zohoの項目名は#をタイプすると一覧から選ぶことができます。

更新をするデータの場合は、更新の際に使うユニークキーを必ず入れてください。

[保存して関連付ける]で保存します。

実際にレコードを作成して、Gainsightに同期されるか確認します。うまく設定ができていれば数秒で連携されます。

 

②次に更新のワークフローです。

更新のワークフローは、タイミングを更新に設定します。

Web通知は、作成の時とほとんど一緒ですが、以下の2点のみ異なります。

項目
メソッド PUT
通知先のURL

https://{YourDomain}.gainsightcloud.com/v1/data/objects/{ObjectName}?keys={Identifier}
{Identifier}は、更新のためにレコードを特定するためのユニークキーです。複数の項目を組み合わせてIdentifierとする場合はカンマでつなげて最大3つまで組み合わせることができます。カスタム項目の場合は「__gc」を忘れずに。

 

以上で、Zoho側でレコードの作成・更新をするたびにGainsight APIへ直接書き込みが行われます。

 

1点Tipsとして、Zohoの契約プランのWeb通知の利用回数制限が気になる場合は、更新のワークフローに関しては「すぐに実行する処理」ではなく、「時間基準の処理」にして10分くらい時間を置いてからの実施にすると、項目単位のインライン編集のたびに何度もAPIを呼び出すのではなく、編集が終わった頃にまとめて1度コールする、という形にできそうですね。