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CTAとサクセスプランの構成要素については以前記事に書かせていただきました。

 

今度はユースケース毎にCTAが良いのか?サクセスプランで管理するのが良いのか?考えていきましょう。

基本の考え方

CTAとサクセスプランでは捉える顧客の期間が最も違います。
サクセスプランは中長期的に顧客に対しての活動を実行するのに対して、CTAは短期的な活動になります。

また、CSの行動も自ずとサクセスプランはプロアクティブに対応する内容が中心になり、
CTAは顧客の状態に応じたリアクティブな対応になっていきます。

以下にCTAとサクセスプランの違いをまとめました:

 

CTAとSuccess Planの最適適用マップ

では具体的なユースケース毎に最適ツールをまとめみましょう。

ユースケース 最適ツール 理由
オンボーディング Success Plan 多段階・部門横断の進行管理が必要
ヘルススコア改善 CTA/Playbook 単発アクションで完結
活用/ステージ促進 Success Plan ステージ進捗における必要な機能やナレッジがまとまっている
エクスパンション機会 Success Plan 複数関係者・フェーズを含む
サポートエスカレーション CTA/Playbook 単発の対応・緊急度高・SLA管理重視
戦略アカウントマネジメント Success Plan 中長期のプランニング・他部門との連携が必要
チャーン防止 CTA/Playbook プレイブック化し自動対応可能
アドボカシー・事例化など CTA/Playbook マーケティングコンテンツの利用と連携

 

CTAのベスプラ

CTAを作る時最も重要なことは「このアラートを受けてCSMが優先度高く活動するか」です。
たくさんアラートが上がりすぎて、本当に重要なアラートを見落とす、リストに埋もれる、などが発生するとCTAを作成している意味がなくなってしまうので注意しましょう。

ではCTAを作るときに何を気をつけるのが良いでしょう?
以下にCTAの作成粒度やいくつくらいであれば良い数量と考えるのか?

などなどまとめてみました!

作成粒度

  • 顧客の状態を表すものにする

目的

  • CTAはアクション可能であるべき。   CTAは、重要なマイルストーンや重要な洞察に使いましょう。
  • 人の行動がすぐに必要でない場合は、CTAの代わりに他の機能(ヘルススコア、ダッシュボード、ジャーニーオーケストレーターなど)を活用する。
  • 指針としての「例外によるCTA」(例:「x」期間にタイムラインのアクティビティが存在しない場合)
  • 場合によってはレポートとCTAを併用する

最適なCTA数

  • CSM 毎に最大 10 の CTA がホーム画面のコックピットに表示されている程度
  • 同じようなビジネス上の例外に対して 1 つの CTA を発火させるルールを統合し、発火頻度を減らすためにしきい値を変更する。
  • 特定の時間間隔後にCTAを自動クローズする(必要であれば別の理由コード付き)

プレイブック

  • タスクの数を最小限にすることで、プレイブックの複雑さを軽減する。
  • プレイブックは、ベストプラクティスを通じてチームを導くためのガイドブックであるべきだが、プロセスの各部分のすべてのステップを含めるべきでない。
  • すべてのCTAは、Eメールによるアシスト(内部または外部)を含むようにすべきである。

 

ぜひ参考にして効果的なCTAを作成してみてください!

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