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CS AI活用

CSにおけるAIの使い方は、「便利なツール」から「業務を自律的に回すエージェント」まで、実は大きな幅があります。どこから始めるか、次にどこへ進むかを整理したのが、この5つのレベルです。

Level 1 / アシスタント は、日々のルーティンをAIに任せるところから始まります。MTGのサマリ作成、フォローアップメールの下書き、Slack文章の校正。CSMが毎日やっている「書く仕事」から手をつけるのが現実的です。

Level 2 / アナリスト になると、顧客ごとの情報を読み解く場面に入ります。ヘルスサマリの生成、QBRの骨子作成、リスク顧客の状況整理。ここからGainsightとStaircaseのデータを組み合わせる価値が出てきます。

Level 3 / アドバイザー は、1社ではなくポートフォリオ全体を見る視点です。「今週どこを優先すべきか」「プレイブックを整備する」「利用状況を顧客との会話に活かす」といった、CSMの判断を補助する使い方です。

Level 4 / ワークフローオペレーター では、定型的なワークフローそのものをAIに動かしてもらいます。テックタッチのシーケンス設計、新人CSMのオンボーディングプラン、ネクストベストアクションの自動提案などが対象です。

Level 5 / セグメントマネージャー は、特定セグメントのオンボーディング、更新・拡張、アダプション促進をAgentが自律管理する段階。CSMの役割が「実行する人」から「設計する人」へシフトします。

以下に、各レベルで実際に使えるPromptをまとめました。GainsightとStaircaseのMCPと組み合わせることで、より精度の高いアウトプットが得られます。

Gainsight Japan — CS AI活用 実践ガイド
CS AI Prompt Library
Gainsight × Staircase MCP連携版 — 5ステージ・16本の実践Prompt集
① アシスタント ② アナリスト ③ アドバイザー ④ ワークフローオペレーター ⑤ セグメントマネージャー
16
Prompt 合計
5
AI活用ステージ
GS
Gainsight MCP連携
ST
Staircase MCP連携
アシスタント
ルーティンタスクをAIで効率化
4本
① アシスタント Gainsight MCP Staircase MCP
MTG議事録・サマリ生成
商談・CSコールのメモからTimeline登録用の整理された議事録を作成
事前にMCPで取得するデータ
GSfetch_timeline_activity_list — [顧客名] の直近3件のTimeline活動を取得
STstaircase_analyze_account — [顧客名] の直近コミュニケーション傾向を確認
Prompt
以下のMTGメモと上記MCPデータをもとに議事録を作成してください。 [MTGメモをここに貼り付け] 形式: ・日時・参加者 ・議論した主要トピック(箇条書き) ・決定事項 ・ネクストアクション(担当者・期日つき) ・Gainsight Timelineに登録すべき内容の下書き
① アシスタント Gainsight MCP Staircase MCP
フォローアップメール作成
MTG後のお礼・アクションアイテム確認メールをアカウント状況に合わせて作成
事前にMCPで取得するデータ
GSask_scorecard — [顧客名] の現在のヘルススコアを確認
GSfetch_customer_contacts — [顧客名] の主要連絡先(役職・メアド)を取得
STstaircase_account_info — 直近のメールエンゲージメント傾向を確認
Prompt
以下のMTGサマリと上記MCPデータをもとにフォローアップメールを作成してください。 [MTGサマリをここに貼り付け] ・トーン:丁寧かつ簡潔、プロフェッショナル ・内容:MTGのお礼、確認した主要ポイント、双方のネクストアクション、次回MTG提案 ・ヘルスがRedの場合:より慎重・共感的なトーンで
① アシスタント Gainsight MCP
Slack/メール文章の校正・リライト
送信前の文章をアカウント状況に応じたトーンで整える
事前にMCPで取得するデータ
GSfetch_cta_list — [顧客名] の現在のオープンCTAを確認
GSask_scorecard — 現在のヘルス状態を確認(Red/Yellow/Greenでトーン調整)
Prompt
以下のメッセージを上記MCPデータを踏まえてリライトしてください。 [元の文章をここに貼り付け] ・元の意図・トーンは維持する ・アカウント状況に合わせたトーン調整 → Green:前向き・積極的 Yellow:慎重・事実ベース Red:共感・慎重 ・日本語ビジネス文書として自然な表現に
① アシスタント Gainsight MCP
社内MTGアジェンダ作成
ポートフォリオの状況を踏まえた今週の優先対応MTGアジェンダを生成
事前にMCPで取得するデータ
GSget_portfolio_filters — 自分のアサインポートフォリオを確認
GSfetch_cta_list — オープンCTA一覧(優先度高)を取得
GSfetch_success_plan_list — 進行中のSuccess Planを確認
Prompt
上記MCPデータをもとに、30分の社内MTG用アジェンダを作成してください。 ・MTGの目的:[例:今週の対応優先度を決める] ・参加者:[例:CSM 3名 + マネージャー] 各アジェンダ項目に目安時間と担当者を含めてください。 優先度の高いCTAとリスクアカウントを冒頭で共有する構成にしてください。
アナリスト
顧客データを分析し深いインサイトを引き出す
4本
② アナリスト Gainsight MCP Staircase MCP
アカウントヘルスサマリ生成
定量(Gainsight)と定性(Staircase)を統合したヘルスサマリを作成
事前にMCPで取得するデータ
GSask_scorecard — [顧客名] のスコアカード全体を取得
GSfetch_timeline_activity_list — 直近3ヶ月のアクティビティを取得
GSfetch_cta_list — オープンCTAを確認
STstaircase_analyze_account — 関係性・センチメント分析を取得
STstaircase_account_info — 直近のエンゲージメント指標を確認
Prompt
取得した全データをもとに以下を作成してください: ・現在のヘルス評価(Green/Yellow/Red)と根拠 ・定量シグナル(Gainsight)と定性シグナル(Staircase)の統合サマリ ・リスク要因(あれば) ・推奨アクション(優先順位つき)
② アナリスト Gainsight MCP Staircase MCP
QBR資料の骨子作成
KPI・活動履歴・ROIシグナルをもとにエビデンスベースのQBR骨子を生成
事前にMCPで取得するデータ
GSask_scorecard — [顧客名] のスコアカードを取得
GSfetch_timeline_activity_list — 過去四半期(3ヶ月)のアクティビティを取得
GSfetch_success_plan_list — Success Planと達成状況を確認
STstaircase_analyze_account — ROIシグナル・ビジネス成果の言及を確認
STstaircase_account_info — エグゼクティブエンゲージメントの状況を確認
Prompt
取得したデータをもとにQBR骨子を作成してください: 1. エグゼクティブサマリ(数値ベース) 2. この四半期の振り返り(成果 vs 目標) 3. 課題と対応策 4. 次の四半期のロードマップ 5. 更新・拡張に向けた提案
② アナリスト Gainsight MCP Staircase MCP
リスクアカウントの状況整理
定量・定性の両シグナルを統合してリスクの全体像と対応策を整理
事前にMCPで取得するデータ
GSask_scorecard — リスク関連スコアを取得
GSfetch_cta_list — Risk/Escalation系のオープンCTAを取得
GSfetch_timeline_activity_list — 直近2ヶ月のタッチポイントを確認
STstaircase_analyze_account — チャーンシグナル・ネガティブセンチメントを分析
STstaircase_account_info — コミュニケーション頻度の変化を確認
Prompt
取得した全データをもとに以下を提案してください: ・リスクレベル評価(High/Medium)と根拠(定量・定性の両面) ・即時対応アクション(72時間以内) ・中期的改善策(次の更新に向けて) ・エスカレーション判断基準
② アナリスト Gainsight MCP Staircase MCP
エグゼクティブ向けメール作成
連絡先・Success Plan・コミュニケーション履歴を統合してエグゼクティブメールを作成
事前にMCPで取得するデータ
GSfetch_customer_contacts — エグゼクティブ連絡先(役職含む)を取得
GSfetch_success_plan_list — 共有している目標・成果を確認
STstaircase_analyze_account — エグゼクティブとの直近コミュニケーション履歴を確認
STstaircase_fetch_evidence — 成果・ROI発言のエビデンスを取得
Prompt
取得した情報をもとにエグゼクティブ宛メールを作成してください: ・目的:[例:QBRアポ依頼 / 更新前ビジネスレビュー提案] ・トーン:簡潔・戦略的・相手のビジネス視点 ・長さ:3〜4パラグラフ以内 ・件名も提案してください
アドバイザー
ポートフォリオ全体を俯瞰して優先度と戦略を導く
3本
③ アドバイザー Gainsight MCP Staircase MCP
ポートフォリオ横断のリスク分析
全顧客のスコア・CTA・シグナルを横断分析し今週の優先対応を決定
事前にMCPで取得するデータ
GSget_portfolio_filters — 自分のポートフォリオ対象顧客を確認
GSfetch_report_data — ヘルススコア一覧レポートを取得
GSfetch_cta_list — ポートフォリオ全体のオープンCTA(Risk/Escalation)を取得
STstaircase_query — ポートフォリオ内のリスクアカウントサマリを取得
Prompt
取得した全データをもとに以下を作成してください: ・今週の優先対応アカウント(上位5社)とその根拠 ・各社の推奨アクション(具体的に) ・ポートフォリオ全体のトレンド・共通課題 ・来週に向けた注意点
③ アドバイザー Gainsight MCP
プレイブックサマリの作成
過去CTAとSuccess Plan実績をもとに実務に根ざしたプレイブックを生成
事前にMCPで取得するデータ
GSget_activity_types_config — Timeline活動タイプの設定を確認
GSfetch_cta_list — 過去にクローズされた類似シナリオのCTAを取得
GSfetch_success_plan_list — 類似シナリオのSuccess Plan実績を確認
Prompt
シナリオ:[例:更新90日前のハイリスク顧客への対応] 取得したデータをもとにプレイブックを作成してください: ・トリガー条件(Gainsightでの設定基準も含む) ・ステップバイステップのアクション(誰が・何を・いつ) ・コミュニケーションテンプレート(メール/Slack文例) ・GainsightのCTA・Success Planへの登録方法 ・成功指標と測定方法
③ アドバイザー Gainsight MCP Staircase MCP
利用状況インサイトの解釈
定量利用データと定性シグナルを組み合わせ顧客会話で使えるストーリーに変換
事前にMCPで取得するデータ
GSask_scorecard — 利用関連スコア(Adoption/Engagement)を取得
GSfetch_report_data — 利用状況レポートデータを取得
STstaircase_analyze_account — 利用状況に関する顧客発言・フィードバックを確認
STstaircase_fetch_evidence — 活用事例・課題発言のエビデンスを取得
Prompt
取得したデータをもとに以下を作成してください: ・顧客の現在の状態(活性化/停滞/離反リスク)と根拠 ・注目すべきポジティブな動き ・懸念すべき動きと改善の余地 ・次のMTGで伝えるストーリーライン(3点以内、数値とエビデンスつき)
ワークフローオペレーター
定型ワークフローをAIが自律実行するフェーズ
3本
④ ワークフローオペレーター Gainsight MCP Staircase MCP
スケールCSM向け一斉コミュニケーション設計
SMBセグメントの利用状況とエンゲージメントパターンをもとにテックタッチを設計
事前にMCPで取得するデータ
GSfetch_report_data — 対象セグメントのヘルス・利用状況一覧を取得
GSget_picklist_values — セグメント区分の定義値を確認
STstaircase_query — 対象セグメントのメールエンゲージメント傾向を確認
Prompt
取得したデータをもとにテックタッチシーケンスを設計してください: ・シーケンス全体像(通数・タイミング・トリガー条件) ・各メールの件名と本文(パーソナライズ変数つき) ・Gainsightでの自動化設定方針 ・反応がない場合のフォローアップ判断基準(ハイタッチへの切り替え閾値)
④ ワークフローオペレーター Gainsight MCP
新CSMオンボーディングトレーニング設計
Gainsightの実際のCTA・Success Plan構成をもとに実務直結の30日プランを設計
事前にMCPで取得するデータ
GSget_object_metadata — CSM業務で使用する主要オブジェクトの構造を確認
GSget_activity_types_config — Timelineの活動タイプ設定を確認
GSfetch_success_plan_list — 標準的なSuccess Planのテンプレート構成を確認
GSfetch_report_data — 新人CSMが最初に把握すべき主要レポートを取得
Prompt
取得した情報をもとに、新CSM向け30日オンボーディングプランを作成してください: ・Week 1〜4の学習ロードマップ ・Gainsightの操作習熟ステップ(CTA → Timeline → Success Plan) ・初期担当アカウントの選定基準 ・30日後の評価基準(何ができれば合格か)
④ ワークフローオペレーター Gainsight MCP Staircase MCP
ネクストベストアクションの判断フレーム
GainsightとStaircaseの最新データを統合し現時点での最適アクションを即座に判断
事前にMCPで取得するデータ
GSresolve_customer — [顧客名] のGSIDを取得
GSask_scorecard — 最新のスコアカード全体を取得
GSfetch_cta_list — オープンCTAと優先度を確認
GSfetch_timeline_activity_list — 直近1ヶ月のアクティビティを確認
STstaircase_analyze_account — 最新のリスクシグナルとセンチメントを取得
Prompt
取得した全データをもとに「ネクストベストアクション」を提案してください: ・今すぐ取るべきアクション(1つに絞る)とその根拠 ・そのアクションの目的と期待される効果 ・GainsightでのCTA/Timeline登録の下書き ・2週間後の振り返りチェックポイント
セグメントマネージャー
特定セグメントのビジネス成果をAgentが自律管理
3本
⑤ セグメントマネージャー Gainsight MCP Staircase MCP
オンボーディングAgent設計
実績データに基づき完了率・TTVを自律改善するAgentロジックを設計
事前にMCPで取得するデータ
GSfetch_report_data — オンボーディング完了率・TTV実績データを取得
GSfetch_cta_list — オンボーディング関連の過去CTA(完了・失敗)を取得
GSfetch_success_plan_list — オンボーディングSuccess Planの達成率を確認
STstaircase_query — オンボーディング期間中のエンゲージメントパターンを分析
Prompt
取得したデータをもとにオンボーディングAgentを設計してください: ・モニタリングするシグナル(Gainsightのどのスコアを使うか) ・自動実行アクション(CTA自動生成・メール送信等) ・人間CSMへのエスカレーション条件 ・KPI目標値と測定方法 ・週次レポートの形式
⑤ セグメントマネージャー Gainsight MCP Staircase MCP
更新・拡張Agent設計
更新率90%・拡張ARR 20%成長を目標にGainsight×Staircaseを連携したAgentを設計
事前にMCPで取得するデータ
GSfetch_report_data — 更新率・拡張ARRの実績データを取得
GSfetch_cta_list — 過去のRenewal/Expansion CTAの成功パターンを確認
GSask_scorecard — 高拡張ポテンシャル顧客の共通スコアパターンを分析
STstaircase_query — 拡張シグナル(予算言及・追加ニーズ発言)の検出パターンを確認
STstaircase_generate_report — 拡張成功顧客のコミュニケーション特徴を抽出
Prompt
取得したデータをもとに更新・拡張Agentを設計してください: ・更新180/90/60/30日前の自動アクション(Gainsightのどのトリガーを使うか) ・拡張シグナルの検知条件(Staircase連携含む) ・顧客アプローチ文面テンプレート(フェーズ別) ・CSM/AEへのハンドオフ基準とGainsightでの登録フロー
⑤ セグメントマネージャー Gainsight MCP Staircase MCP
アダプションAgent設計
アダプション低下を事前検知しMAU改善・チャーン予防を自律実行するAgentを設計
事前にMCPで取得するデータ
GSfetch_report_data — アダプション率・機能別利用データの実績を取得
GSask_scorecard — アダプションスコア低下時のパターンを分析
GSfetch_cta_list — 過去のAdoption関連CTAの効果を確認
STstaircase_query — アダプション低下前のコミュニケーションシグナルパターンを分析
STstaircase_generate_report — アダプション改善成功顧客の特徴を抽出
Prompt
取得したデータをもとにアダプションAgentを設計してください: ・アダプション低下シグナルの定義(Gainsightスコア+Staircaseシグナルの組み合わせ) ・シグナル検知時の自動アクション(コンテンツ配信・ウェビナー案内等) ・ハイタッチへのエスカレーション基準 ・月次アダプションレポート構成

分科会イベント情報

分科会のコミュニケーション

AI活用分科会のMission/Vision/Value

Mission

(目的・使命)
  • AI活用の適切な推進により日本のカスタマーサクセスの◯◯を高める

Vision

(将来ありたい姿)
  • 成熟度やユースケースに応じたAI活用プレイブックを整備・アップデート・発信する中心となる

Value

(行動指針・価値観)
❤️ Childlike Joy
新しいツールやアイデアを「遊ぶように試す」姿勢を大切に。学びや発見にワクワクし、成功も失敗も楽しむ。
🔥🚀 Relentless Transformation
現状維持に満足せず、AIと人との協働でポストセールスの新しい形を模索し続ける。実験と挑戦を恐れず、変革を追い求める。
🧠🤝 Collective Intelligence
個人の知見を持ち寄り、共有してこそ大きな成果に。コミュニティ全体で「学びを増幅」し、業界全体の進化に貢献する。