【第 6 回 デジタル CS 分科会】開催報告:デジタルファーストなアダプション活動の設計
皆さん、こんにちは!
9月16日に開催した第6回デジタルCS推進分科会の内容をご報告します。
今回のテーマは「デジタルファーストなアダプション活動の設計」。
現地とオンライン合わせて20名近くが参加し、ワークショップ中心で進みました。
テックタッチの目的を揃え直すところから
テックタッチはハイタッチと目的が違うわけではなく、あくまで手法のひとつ
- 顧客にアクションを取らせ、オンボーディングや利活用を進めてもらうというゴールは変わりません。
- デジタルが得意な繰り返し作業をデジタルに任せ、人にしかできない部分に人のリソースを集中させる。
- 役割分担が出発点になります。
テックタッチを「ハイタッチの優先順位づけのインプット」として使う
- 百社に一斉に施策を打ち、自分で動ける顧客はそのまま自走してもらう。
- 反応はあったのに完了しなかった顧客こそ、人が介在すべき層として見えてきます。
- リソースには限りがあるので、デジタル施策への反応に基づいて救えるところに人を張る。
- 足切りする判断にも。
テックタッチの限界と現実的な期待値
デジタル施策のスコープの切り方が重要
- 人がやっていることをそのまま自動化しようとしても、同じ結果は出ない。
- インパクトは良くて20%前後、うまくいって25%を超えれば上出来、半分動けば大ヒット。
- 百パーセントを狙うと施策のスコープが大きくなりすぎて、結局誰も動かなくなります。
- 効果を測る期間は1ヶ月が目安としつつ、機能によっては2週間で十分という声も出ました。
- 1ヶ月以上かかるようなアクションを一通のメールで解決しようとすること自体に無理がある。
KPIは3段階で追う
- 届いたか:コンタクト率
- 読まれたか:開封率・クリック率・滞在時間
- 動いたか:アクション完了率・ヘルススコアの変化
ワークショップ①:手法のブレインストーミング
Eメール、ドキュメント、ウェビナー、コミュニティ、インプロダクト、AIチャットボットといった一覧をたたき台に、各社の実践例を出し合いました。
- 週30本のウェビナーを4人で回す企業。単純計算で1人週7〜8本というペースに会場がざわつく
- 手紙にQRコードを添えて効果測定する、あえてアナログを起点にした案
- B2Cに近いプロダクトで、SNS上の「使いにくい」というつぶやきを拾って個別に返信する取り組み
- ウェビナーの終わりに関連ウェビナーへの導線を貼るだけで、コンテンツ間を回遊してくれる顧客が生まれるという実践報告
ワークショップ②:アダプションバリアを崩す施策
続いて、各社が抱えるつまずきポイントを出し合い、それぞれにデジタルファーストの打ち手を考えました。
- 間接販売を挟むためエンドユーザーの連絡先自体がわからない
- ITリテラシーが高くない顧客には、手紙にQRをつけてデジタルへの導線にする
- 担当者が社内で孤立し利用が進まない場合は、ワークショップで社内展開用の武器を渡す。それでも動かなければ見切るという判断も
- 機能の理解不足には、Eラーニングで受講を促す
- 成果の振り返り方がわからない層には、レポーティングを用意し上司向けにも見せられる形にすることで、次の活用につなげる
- メール文面は機械的すぎると読まれないため、AIで過去のやり取りを踏まえた一文を添えて人間味を残す
次回予告
第7回は11月26日(木)16時から開催予定です。
テーマは「デジタルでどうQBRを回すか」。QBRはハイタッチでしかできないという思い込みを一度外して、デジタルでどこまで再現できるかを議論する回になりそうです。
ぜひ社内の仲間をお誘いあわせの上ご参加ください!